プリンス・クロノグラフ・ワン」は、これまでステンレスやチタン素材を使用してきたチュードルにとって、珍しいゴールドケースを採用している。こ時計を見れば、チュードルアクティブな製品ラインにはない、レトロなスタイルが強く感じられるはずだ。同ブランドを知る選手なら、1990年代に生産が終了したこ作品を見逃すはずはない。1976年にチュードルが発表したプリンス・オイスターデイト・クロノグラフは、同社初自動巻きムーブメントを搭載したクロノグラフである。自動巻きムーブメント厚みが増すとケース厚みも増すため、海外時計ファンからは “ビッグブロック “愛称で親しまれていた。2023年、TUDORはOnly Watchオークションために、歴史中で埃をかぶっていたビッグブロックを再び蘇らせる。そ希少性は、まさにそユニークなアイデンティティを響かせている。
ベゼルタキメータースケール、ねじ込み式クロノグラフハンドル、穴あきリュウズ、リュウズショルダーガード、3板ベルトなど、また比較的厚みあるケース厚など、アンティークウォッチから受け継いでいるもが多い。しかし、チュードルは今回、時計ラインをよりすっきりさせるため、小窓凸レンズを廃した。文字盤レイアウトに関しては、プリンス・クロノグラフ・ワンはこ年アンティーク時計と同じである。12時、6時、9時方向にスコアダイヤル、クロノグラフダイヤル、スモールセコンドダイヤルが続き、3時方向には日付表示もある。ブラック・ラッカー仕上げ文字盤には、ケースと同色スモールダイヤルが強いコントラストで浮かび上がり、ラグジュアリーでファッショナブルな雰囲気も醸し出している。